このたび、宮崎県医療ソーシャルワーカー協会の会長を務めさせていただくこととなりました、介護老人保健施設ひむか苑の小森有芙子です。どうぞよろしくお願いいたします。
ご存じの通り、今年3月、「医療ソーシャルワーカー業務指針」が20年ぶりに改訂されました。この20年の間に、医療を取り巻く環境は大きく変化しました。地域包括ケアシステムの推進、医療と介護の連携強化、患者・家族を取り巻く課題の複雑化など、私たちMSWに求められる役割も大きく広がっています。今回の業務指針改訂は、単なる文言の修正ではなく、現代の医療現場において私たちMSWが果たすべき役割を改めて示した、極めて重要なマイルストーンであると感じています。
一方で、新しい指針をどのように読み解き、日々の実践に落とし込んでいくのか。「自分の現場ではどう活かせばよいのだろう」「他のMSWはどのように取り組んでいるのだろう」と感じている方も少なくないのではないでしょうか。
だからこそ、業務指針改訂という歴史的な転換点において、宮崎県医療ソーシャルワーカー協会は、「共に立つ」仲間同士が、「共に支え」「共に学び」「共に成長」できる場でありたいと考えています。
今後は、改訂された業務指針を「現場で活かせる知識と実践」に変えていくための研修会や学習機会を充実させてまいります。最新のスタンダードを正しく理解し、それぞれの現場で自信を持って実践できるよう、協会としてサポートしていきたいと考えています。
また、私たちが大切にしたいもう一つのテーマが「つながり」です。業務指針においても地域連携の重要性が強調されています。急性期、回復期、在宅と、それぞれの立場や所属は異なっていても、私たちは同じMSWです。協会のネットワークを通じて顔の見える関係を築き、困ったときに気軽に相談できる環境をつくることで、日々の調整業務や実践における心理的なハードルを少しでも下げていきたいと考えています。
「協会に参加すると学びがある」
「仲間とつながることができる」
「困ったときに相談できる場所がある」
そんな協会を目指し、役員一同、会員の皆さまの歩みを全力でバックアップしてまいります。新しい時代のMSWのあり方を、ぜひ皆さまと共に考え、共に創っていければ幸いです。今後とも、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
令和8年6月13日
宮崎県医療ソーシャルワーカー協会
会長 小森 有芙子