山は富士、海は瀬戸内、湯は別府





大酒家の教育部部長には是非、「マッサン」の「ウゐスキー」を、エリーよりも一番に味わって欲しいですね。

 

わたしは、大好きなまち、別府について書いてみようと思いました。

 

出身が別府のかた、出身校が別府のかたがおられる中、私ごときがおこがましい話なのですが、ここ6年くらい、私の中で別府が熱ィのです。

 

温泉で有名なまち、べっぷ。

「別府八湯温泉道」にはまり、88湯制覇「別府八湯温泉道 名人」を今5巡目に突入しました。

名人になると、黒帯ならぬ、黒タオルが贈呈されるだけでなく、鉄輪エリアにある「ひょうたん温泉(観光ミシュラン三ツ星獲得)」内の、温泉殿堂に写真付きで飾られるという栄誉に輝きます。

 

べっぷには、旅館やホテルの温泉はもちろんのこと、公民館や、喫茶店、焼肉屋、競輪場、神社、ラクテンチ、パチンコ店、医療機関などあらゆる生活の場面に温泉があります。

人々は、組合費を払い、それらの温泉を大切に維持管理しながら、日々の交流の場としての温泉や風呂文化を守っているのです。

公民館の「共同湯」ですと、外来入浴者でもたいてのところは、およそ100円程度、もしくはお賽銭を払うことで入浴が可能です。まるで「熱湯コマーシャルか」と思うほどの、

たぎった風呂に入ると、ビリビリと真っ赤に毛穴が開き全身が皮膚呼吸しているかのような爽快な湯上り感に病みつきになりますし、お湯の心地よさだけでなく、地元の方からの、声かけや、ゆずりあいに、外来者ながら癒しを感じずにはいられません。

観光と、地元の人々の暮らしが「入浴」を通じて密着している非常に珍しいまちだと思います。

 

路地裏文化、留学生の多い多国籍なまち、戦火を逃れた数々の文化財(「聴々閣」、「野口病院」、「富士屋ギャラリー」、)、美味しいグルメ(「六盛冷麺」「友永パン」café、とり天、)、手しごと(竹細工やザボン漬け)、

黒田官兵衛の歴史、障害と健常、よそ者と地元民、日常と非日常、観光と暮らし、現代アートと伝統文化、老若男女を包み込むそんな別府に、医療機関や療養所が多いのも非常に納得です。

 

みなさんも是非、貸し自転車と風呂桶を持って、テーマパークにはない新しいべっぷを発見してみませんか。

 

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コメント: 1
  • #1

    大酒家 (水曜日, 17 12月 2014 12:46)

    エイイチロウが作った里イモの煮物が食べたいです。