高千穂の夜神楽

こんにちは。寒い日が続きますね。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

先日、「高千穂夜神楽」を観に行ってきました!この高千穂夜神楽は「重要無形民俗文化財」に指定されています。高千穂神社の神楽殿では、365日毎晩、夜神楽が拝観でき、ず~っと前から行ってみたいと思っていたのですが、なかなか行けず、はじめて行って参りました!

 当日、わくわくしながら夕方から高千穂入りし、スタートまで観光しつつスタンバイしてました。ただ、日曜日だったせいか、ことごとく飲食店が閉まっておりテンションが下がりそうになりましたが、神社近くの喫茶店でチキン南蛮定食にありつけ、美味しくて安くてテンション上がりました(*^^) お腹も身体もあったまり、19時すぎくらいから高千穂神社の神楽殿へGO。神楽殿には立派な神楽の舞台があり神聖な空気でした。そして拝観料金は700円(安い!!)。 私たちが一番のりでしたが、すぐにどんどん人が集まり、始まる頃には神楽殿いっぱいの方が集まってらっしゃいました。 ドキドキしながら待っていると、時間通りに、ついに夜神楽が始まりました♪

 

 シーーーンという神楽殿の静けさの中、生の笛の音が美しく響き渡り、ドンッドンッという太鼓の振動が床や身体中に伝わり、独特の緊張感で私はドキドキMAX。

 そんな中、目の前で神楽がつぎつぎと舞われるのです。舞いの気迫に圧倒されたり、ときには面白おかしい場面があったりと、あっという間の1時間でしたが、トータルして私が想像していたものをはるかに超える見応えでした。 また、途中途中で、神楽の歴史などについて説明があり、この高千穂神楽が何百年もの間、高千穂の里人によって守られ、しっかりと伝え続いて今の夜神楽があることもよく分かり、その伝統のすばらしさにも心から感動しました。

 高千穂町では、毎年11月末から翌2月にかけて、町内のあちこちで夜を徹して神楽の33番の舞が奉納されます。私が今回見たのは、その一部である4つの舞いを高千穂神社で拝観できたわけですが、夜通し舞われるこの全33番の神楽の見応えはどんなものだろうととても興味が沸きました。

 みなさんも高千穂に行かれた際には「高千穂の夜神楽」のすばらしさをぜひ体感してみてください!